2013年7月2日火曜日

2013.07.02 野鳥の調査(モニ1000)

参加者 4名
 朝から、気分の良い日です。
 さて、土曜日の観察会では、ホシゴイ(ゴイサギの若)の羽根、カラスの羽根が散らばっていましたが、子育て中の猛禽のえじきになったのでしょうか。
 月曜日には、コチドリの営巣も確認しました。さて、今日は?
 小川沿いを歩いていくと、見慣れない鳥が、地面におりて、なにやら、しきりに突いています。
嘴の縁が黄色で、ヒナのようです。みんなで、首を傾げて、みていると、おしりのあたりが黄色の個体が混じりました。
 暫く見ていたのですが、結局、キビタキのヒナを候補としました。
 帰って、調べたところ、ビンゴのようです。巣立ちビナだったようです。黄色が目立った個体は、おそらく、親で、そばで見守っていたのでしょうね。
 さて、道々、様々な羽根が落ちていて、換羽の時期なのでしょうね。
by yamasanae

2013年7月1日月曜日

2013.07.01 カヤネズミの調査

参加者 3名
 このところ、宍塚の町では、アパートや事業所などの建設に伴う宅地造成がさかんです。
 このため、ジョウロウスゲやタコノアシなどの植物やカヤネズミやウサギなどの住処も、一夜にして無くなってしまいます。
 アパートの建設や駐車場の整備では、整地をおこなうので、きれいさっぱりというか、根こそぎになってしまいます。
 それまで、お借りして居たり、草刈りなどを行って、耕作放棄地の保全などを図ったりしているところなどは、残念な思いが残ります。
 今回は、そんな、土地の付近に、避難していないかを確認したのですが、今の時点では、確認できませんでした。とはいえ、営巣時期は6月から11月。とくに繁殖は秋に集中するとされていますので、これからに期待したいところです。
 また、草刈りの時期についても、段階的に行うと効果があるようですので、また、相談しながら、保全を図っていきたいものですね。
 調査の途中、空地でコチドリがヒナを育てているのを発見して、少し和みました。
 コンパクトなカメラしか持っていなかったので、はっきりしていませんが、上にいるのがヒナです。
 また、とても素敵な環境が残っているところも見つけました。クサヨシ、ミコシガヤ、ショウブ(サトイモ科)なども群生していて、これは期待できそうな環境です。
 街中では、基本的には、継続的な保全は困難かもしれません。ますます、里山の重要性が増すような気がします。
by yamasanae