2015年6月25日木曜日

2015.6.25 モニ1000野鳥調査(繁殖期2回目)

参加者 3名(Uchiさん、Ooさん、yamasanae)

 梅雨の間の調査は、結局、25日に行いました。
 前回は、うるさいほど鳴いていたオオヨシキリは、さっぱり鳴きません。もう子育てに入っているのでしょう。
 さて、今日は、境界争いが起きていました。一方の主役はキビタキ、コジュケイの鳴き声そっくりでさかんに鳴いています。もう一方の当事者は、少し険しい声で、ホイホイホイとさかんに鳴いて応戦。合間に、ウグイスも参戦したのですが、相手にされずに2声程度で撤退。
 境界線あたり(たぶん)で交互に鳴き続けていたのですが、この境界紛争は声だけの平和な争いで鳥たちの知恵を感じたとは、Uchiさん。

 カワセミのヒナは、2週間で相当育っていましたが、成鳥は離れたところに止まっているのに、ヒナは比較的に近くに止まって、まだまだ、不用心のようでした。
成鳥♂

幼鳥
 アマサギも姿をみせました。



 結局、時間外のオオタカを含めて27種でした。


2015年6月11日木曜日

2015.6.11 モニ1000野鳥調査(繁殖期1回目)

参加者 4名(hanaさん、Uchiさん、Ooさん、yamasanae)

 梅雨入りしましたが、予報は曇り。予報通りでやや薄日もさし、いいコンディションでした。
 朝6:00集合。大池を目指して、家から、ホトトギスやシジュウカラの声に送られて出発。6:00前にふれあい農園についたので、水草のバットを覗いてみると、ショウジョウトンボが続々と羽化していました。
 
 左は、上が♂、下が♀ 右の写真は♀のようです。

 さて、野鳥調査の方は、繁殖期の調査らしく、巣作り、餌運び、幼鳥や若鳥が多く見られました。
 巣材を運んでいたのは、オオヨシキリ。去年は、一番(つが)い程度だったのですが、例年になく多くのオオヨシキリが来ています。ちょうど、自然農田んぼ塾が田んぼに敷く草を刈っているところなので、ヨシをできるだけ避けるようにお願いしました。
 そうそう、自然農田んぼ塾では、刈った草を運ぶのに、軽トラックを使っているので、ふれあい農園から大池方面の道を通れるように、車を止めるときには、林側に寄せて、道をあけておいて欲しいそうです。



 スズメやシジュウカラ、エナガなどは子連れで喧(やかま)しいくらいです。カワセミも飛行訓練。色のくすんだ幼鳥がややたどたどしく飛び回っていました。コゲラの幼鳥も木をコツコツ。
 アオサギやゴイサギの若鳥は自分で餌をとっていました。ゴイサギの若は、田んぼで、せっせとアメリカザリガニを捕まえては、食べていました。

 3ターン目には、サシバも顔を出してくれ、この時期としては、まあまあの26種を記録しました。


 このほか、珍しくジネズミの死がいを見つけました。トガリネズミ科の仲間で、鼻が尖っていますね。

 これと、関係あるのか、ないのか、ノネコ(野良ネコといっていたものですが)もいました。今度指定された「生態系被害予防外来種」にリストアップされ、緊急対策外来種(尻尾が長いです)として指定されています。
 狩りが上手で、多くの小動物に脅威なのですね。


 次回(繁殖期2回目)は、6月24日(水)を予定しています。なお、梅雨ですので、6月25日(木)を予備日としていますが、興味のある方は、是非、ご参加ください。
 メンバーを考えると、朝6時ふれあい農園前集合、多少の雨なら決行という事になると思います(今後、調整)。
 決まりしだい行事予定に載せますので、詳しくは、行事予定をご覧ください。
http://sisitsukakouhou.blogspot.jp/


by yamasanae